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当事者さんのこと

昨日、GHで生活しているSさんの通院にお付き合いした。
SさんのGH生活も7年目を迎え、そろそろ次のステップを考えても良い時期と思い、病院の待合室でこれまでの暮らしについて聴いてみた。自分のこれまでの生活を振り返ると言うこと自体、Sさんにとってはなかなか難しいことなのだが、本人の心の中に一番残っているのは、やはり支援者のことであった。

“私のことを本当に気にしてくれる人はいるのかなぁ?”
この一言に所謂“支援者”とされている人たちの関わりが如何に稀薄なものだったのかが想像できる。

“主体性”とか“自主性の尊重”“選択の自由”“自己決定”という言葉のみ先行させて、極力介入しないことが当事者の権利を尊重することになるなどと言った本末転倒の理由を平然と口にしている支援者がいたらしい。Sさんが不安を感じたりさびしくなったり、ルームメイトとトラブルになったときに出したヘルプコールにそのような回答をいつもされていたということを伏し目がちに語ってくれた。

考えなければならないのは
地域に出すことではなく、地域で暮らせるようになる支援の在り方=そのシステムづくりではないのか。(障害者自立支援法で大丈夫?)

私・・・・・日曜日や仕事が休みの日は何しているの?
sさん・・・部屋でテレビ見たり、コンビニ行ったり。
私・・・・・友達と出かけたりしないの?
sさん・・・友達いないもん。
私・・・・・んじゃ、今度の休みに一緒にでかけようか?
sさん・・・行く。ほかの人も?
私・・・・・誰か声をかけてみたら?
sさん・・・分かった。

病院の帰り道でそんな会話を交わしているときのsさんはとても嬉しそうだった。
こんなことがちょっとあるだけでも彼らの地域生活の不安は少なくなるのだろうが..........

自立支援法以降、よく耳にする“相談支援の充実”で本当に大丈夫だろうか?

ある障害者総合相談支援センターの職員が当事者さんに聞き取り調査をする場面に同席させていただく機会があったが、その紋切り型のやりとりを見ていてため息をついてしまった。

寄り添うことが出来る人 少なくなったなぁ~


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テーマ : 現場職員のぼやき・悩み
ジャンル : 福祉・ボランティア

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どんぐり隊長

Author:どんぐり隊長
知的障がいの方の入所施設に勤めてはや20数年。入所型施設の意義は?あるべき姿は?施設に求められているものはなにか?職員(支援者)の存在価値や倫理は?を常に自問自答しつつ、日々の仕事で感じたことを平易に書き連ねてみたいと思っています。

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