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これからでも遅くない

GW明けから5人のメンバーが地域生活を始めた。

CHでもGHでもなく、町内に設けたいわゆるトレーニングホーム(中間施設)での生活。本来であればもっとストレートに施設を退所して地域生活を創り上げていくべきなのだが、反対派多数(保護者を含めて)の中での取り組みとしては、ここからのスタートでも仕方がないと考えている。

何日もかけて自分たちで荷物を運び込み、やっと施設から解放された彼らの暮らしは当然“当たり前で普通”の姿に見える。

“まだ始めたばかりだから”“殆どのことは支援者がして居るんでしょ”と色々な理由を持って彼らの地域生活を制限しようとしている者がいまだに居ることも事実である。さらには“これから色々な問題を起こすんじゃないか”と云う者すらいるが、その問題を本人たちと一緒に解決していくプロセスこそが、活きている証になるのではないか。そうした現実に向き合って活きていくことが当事者さん1人ひとりの人生であると云うことを確認して貰いたい。

日曜日の早朝、
何気なくリビングの窓から外を覗いたAさん。たくさんの人が集まっているのを見て様子を見に行ったらしい。“何かあるんですか?” それは町内の定期清掃の日だったらしく“兄ちゃんも一緒にやっていくか”と声をかけてくれたとのこと。その後約1時間、近所の方々と路肩のゴミ拾いをし朝食のおにぎりを貰ってご機嫌で帰宅した。

既に地域の一員になったAさんはさらに“これから宜しくお願いします”と自分で挨拶していたと。実はこのAさん、施設のなかではかなりのトラブルメーカーなのだが、その理由は本人あるのではなく周囲の環境にあると云うことなのだが..........

長い時間を施設の生活で失った事実は否定できないが、これからの生活で取り戻せることはたくさんある。何よりもAさんがもともとある“Aさんらしい”生活をもう一度取り戻せると云うことをしっかりと心に留めておきたい。
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テーマ : 障害者の自立
ジャンル : 福祉・ボランティア

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どんぐり隊長

Author:どんぐり隊長
知的障がいの方の入所施設に勤めてはや20数年。入所型施設の意義は?あるべき姿は?施設に求められているものはなにか?職員(支援者)の存在価値や倫理は?を常に自問自答しつつ、日々の仕事で感じたことを平易に書き連ねてみたいと思っています。

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