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入所施設利用者意向調査?

今日は入所施設利用者意向調査実施研修会なる研修会に参加してきた。
自立支援法を受けて入所施設利用者の地域移行に対する希望や意向を確認する調査を実施するとのこと。そこで施設担当者にその調査内容や手続きの在り方等を把握してもらおうと云うことらしい。

そこで終始強調されていたのは“当事者本人の意向を尊重して”と云うこと。今の生活はどう思っているのか?施設外で生活するとすればどこがいいのか?だれと暮らしたいのか?等々..........

重度障がい故に自身の気持ちを伝えられない人の意向は?
代弁者=施設職員=他人の意向にならないのか?

障がいの特性故に、結局は地域移行に向けて誘導的な調査結果になりはしないか?
以前にも書いたように、調査員によって全く結果のことなる調査になるのでは?
1回目と2回目では正反対の答えが返ってくるのはどう処理されるのか?
などと、聴いているうちにどんどんと疑問が湧いてくるものであった。

最後に当事者説明会(ご本人さんたちに調査の目的を説明するとのことだが)に使用するというビデオを見せていただいたが、そこに映された方々の地域生活の様子はあまりにも綺麗すぎるものであった。社会福祉法人が手がけた地域移行のモデルは、結局建物も支援者も働くシステムも全て、私が知っているいわゆる“日常”ではなかった。

1.2万人の全数調査の意義は大きいものだと思う。しかし知的障がいの方の意向を本当に聴き出せる“人”がどれだけ居るのか気になって仕方がない研修会だった。

『我々無しに我々に関することを決めてはならない~ロバート・マーチン』 
(2003.6.23 IAD=国際障害連盟を代表してスピーチした障がい当事者)
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テーマ : 現場職員のぼやき・悩み
ジャンル : 福祉・ボランティア

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どんぐり隊長

Author:どんぐり隊長
知的障がいの方の入所施設に勤めてはや20数年。入所型施設の意義は?あるべき姿は?施設に求められているものはなにか?職員(支援者)の存在価値や倫理は?を常に自問自答しつつ、日々の仕事で感じたことを平易に書き連ねてみたいと思っています。

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