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これが俺たちの力だ

昨日今日と二日間、ケアホームグループホームの入居者6名と一緒に1泊旅行に出かけてきた。本当は数日前から夏風邪をこじらせていたため、別のスタッフと一緒に行ってもらおうしたのだが「んんじゃ、いかないわ」と全員がブツブツと言い出したので、いつも世話になっている病院に行って注射と薬を貰い何とか出発した次第。
初日は好天に恵まれ、各地から集まった当事者グループが芸能発表や日頃作成している作品等を展示即売。開催地の作業所や育成会の方々は恒例の焼き鳥焼きそば冷たい飲み物など大変な賑わいであった。過去3回参加している私たちのメンバーもさすがに友人知人の輪が広がっており、会場では互いに情報交換をしたり一緒に食事をしたりして歓談している。「やっぱり、これなんだなぁ。野球見に行ったってこの楽しみは味わえないんだよな」とYさんが呟いていた。いつもは寡黙なMさんも応援隊のフォークシンガーをつかまえて話し込んでいたりといつもは見ることのできない“顔”を見せてくれる。

フェスティバルの最後にいつも誰かが「頑張れよ!」と叫ぶ。
すると必ず「お前もな!」と返して終演する。これが本当に心に響く声なのだ。
“お前もな”
そう、私たちはともすると相手にばかり“頑張る”ことを押しつけている。それは当事者から見ると逆に“お前”である私たちがなすべき努力が足りていないだけなのだろう。
帰りの車中でkさんが“やっぱり粘り勝ちってあるんだよな”と一言。Aさんは“だからドングリと一緒に行かないとダメなんだ。他の奴じゃ楽しくならないんだ。文句ばっかいって”と。するとYさんが“そうそう、それが俺たちの最後の力だよな”と。
運転している私は何も口を挟むことなくその会話を聴いていたが、彼らと一緒に旅ができて本当に良かったと思った。
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プロフィール

どんぐり隊長

Author:どんぐり隊長
知的障がいの方の入所施設に勤めてはや20数年。入所型施設の意義は?あるべき姿は?施設に求められているものはなにか?職員(支援者)の存在価値や倫理は?を常に自問自答しつつ、日々の仕事で感じたことを平易に書き連ねてみたいと思っています。

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