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障がい者が暮らしやすい地域づくり委員会

14圏域につくられる暮らしやすい地域づくり委員会に当事者のYさんの介助者という立場で参加してきた。
推進員の他に10名の委員が公募で選任されていたが、いつものように“我こそは障がい当事者の代弁者”と云う方が居られた。これまでに自分がしてきたことの自負もあるのであろうが、常に異彩を放つその容姿にはいつも違和感を感じる。語られていることは当事者の代弁ではなくその方の思いではないのか。まぁそれも委員の1人の意見として受け入れられるものなのだろうが.........

以前、障害程度区分認定の訪問調査に来たときの、その方の面談がどれだけいい加減だったかを思い出すと、我こそは代弁者というその語り口がいつも気になる。あの年代は確かにそういったカラーが強いのだろう。ということは、当事者も本当のことを云う前に彼らに圧倒されているというのが実状ではないのだろうか。

私が介助者として同席した当事者のYさんも“あの人はなんだか変わった感じの人だね。俺はああいう人は苦手だなぁ”と感想を述べていた。果たしてどのような人なのかはこれからの付き合いで分かるのかもしれない。
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家族の思い

昨日、今日と21施設の家族会の研修会と総会に参加してきた。
私の施設からも4家族5人が参加、開催地までの運転手を兼ねて研修会総会に続き懇親会まで同席させていただいた。

研修会の内容は「今後の入所施設はどうなるのか」というテーマで、同会の会長が自立支援法、障がい者条例、総合支援法の今後、障害者条約の批准など幅広い中から、入所施設を今後も否定することなく、維持していかなければならないといった趣旨のお話をしてくれた。親として兄弟としてどうしても“今”の安心と安全を考えるのは当然のこと。しかし“生涯”に渡って1人の人間としての人生を考えたならばどうなのか?と云う問いに対しては、それぞれの立場でニュアンスが異なるところも感じられた。

それも当然と思う。私が今回も隣り合わせた家族に“私の思い”として伝えたのは、色々な経過があって“入所”と云う生活をしているが、安心と安全を得る対価としてその“人”の存在や人生を周囲の人間が勝手に決定する権利は無いはずだと云うこと。正直に云ってこの問いかけはまずかったかと思ったが、実際には全ての家族が私と同じ思いで居ると云うことが分かった。

“誰も隔離しておきたい訳じゃない”“このまま一生涯施設で暮らして欲しい訳じゃない”“地域という大海原に木の葉のような薄っぺらい木造船=現行の人的物的経済的な支援でどんどん漕ぎ出せというのは、あまりにも酷すぎないか”ということなのだ。

当然、家族だって本人の希望や意思を十分に尊重しようとしているし、私たちが“入所施設に戻ってくることを前提としてでも、普通に街で暮らせる、若しくは暮らしたという生活を出来る限り試して欲しい”と考えていることはちゃんと分かってくれている。“決して今のままでいいんだ”と思ってはいないということが十分に伝わってきた。

某月刊誌の巻頭言に“今の施設入所者をどうするかと云う議論よりも、今後の入所予備軍を作らない方策を考えることが重要”といった趣旨の寄稿がなされていたが、単純に執筆者の言葉足らずであればと願っている。

対人援助のむずかしさ

新年度が始まり、例年以上に疲労と緊張の連続といった日々が続いている。この1週間は入所の利用者さんの入院が立て続けに2ケース発生。1人はトレーニングホームで生活している高齢者、もう一方は重度の若年性糖尿病の方でコミュニケーションが困難な方なため、常に体調変化や表情行動面の変調を把握していなければならない方たち。

いつもスタッフに伝えているのは“いつもと同じ”と思って支援しないこと。漫然と関わっていてはダメだということ。私はこれまでに“今日はどんな様子”と声をかけて“大丈夫”と応えてくれても、次の日に重篤な状態になっているということを何度も経験している。症状が顕在化したときには既に手遅れというケースをいくつか経験している。亡くなった後で“なんであの時気付かなかったのだろう”と辛く悲しい時間を過ごし自分を責めてもなんの解決にもならない。

新任職員の皆さん、今は仕事の手順を覚えることだけで大変でしょうね。暫くは仕方がありませんから頑張ってください。利用者さんはあなたたちの“今の頑張りや笑顔”をしっかりと見つめてくれています。それに応えられるよう、皆さんの表情やちょっとした仕草を見て何かを感じられるようにしていってください。

新年度

とうとう新年度を迎えた。

長く当事者の暮らしを支え、その心に寄り添ってきた職員が別れをつげ、悲しむ間もなく新人がまたやってくる。その繰り返しを幾度となく体験すると、この時期は周りの晴れ晴れした様子とは異なり、心が少し沈む季節だ。

昨日もSさんが出勤する私を待ちかまえていたかのように玄関で捻りよるように話しかけてきた。その内容は“新しい職員が嫌いだ”という。彼女としては期待と不安をどのように整理していいのかが上手くいかない事の現れだと思う。

2.3ヶ月もすれば、何事もなかったかのように上機嫌で過ごしていると思うのだが、彼女にとっては大きな問題だ。小さな生活単位で自然な生活リズムを過ごしていれば、こうした事もなくなる筈だ。新年度は利用者さんのとっても職員にとても一瞬一瞬の緊張が必要な時だ。
プロフィール

どんぐり隊長

Author:どんぐり隊長
知的障がいの方の入所施設に勤めてはや20数年。入所型施設の意義は?あるべき姿は?施設に求められているものはなにか?職員(支援者)の存在価値や倫理は?を常に自問自答しつつ、日々の仕事で感じたことを平易に書き連ねてみたいと思っています。

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