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感謝

Yさんの成年後見申し立ての続き...........

先週のことの顛末を先輩に報告すると
“そうなる可能性も考えて先手を打っておいたよ。これ以上裁判所と対峙しても得はしないので正攻法で行こう。ドングリがやってきたことも無駄ではないし、これからそうしたケースが多くなる際のケーススタディだと思って。で、市役所には耳打ちしておいたから改めて相談に行くように。頑張れ!!”と。

参りました。さすが私が尊敬するSWrです。
有り難うございました。明日役所へ行って市長申し立ての依頼をしてきます。
あとは、役所の係がどう出てくるか。じわぁ~っと攻めていこうと思います。
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誰かと繋がっていたいと云う願い

27日に3件の訪問調査に伺った。

共通していたのは “今の生活をこれからも静かに送りたい” と話されていたこと。
そして“誰かと繋がっていたい”と云う願いも................

障害程度区分認定のための訪問から感じるのは、人として向き合っていくことの大切さ

裁判官による違いって?

昨日の午後、昨年から懸案になっていたYさんの成年後見の申し立ての件で裁判所に伺った。

Yさんは既に身よりの人がおらず、ここ数年は“俺も年とって一人っきりだから何だか淋しいなぁ、誰か面倒見てくれる人いないかなぁ、ドングリが面倒見てくれるといいんだけどなぁ、俺、ドングリの家に行ったら駄目か?”と真剣に訴えるようになっていた。これについてかなりの時間をかけてご本人に説明し、NPO法人で地域福祉の支援をされている私の先輩に後見人を受任してもらうことにした。

結果として、成年後見の“保佐”を本人申し立てで進めることにしたのだが、これが二転三転しかなりの時間が経過してしまった。昨日は最終確認として裁判所へ行き申し立てに当たっての提出書類等を調査官に確認して貰い、週明けの月曜日には正式に申し立てするところであった。

ところが、

“これで申し立ては可能ですから”といった調査官から、私が裁判所を出て職場に戻るやいなや“実はあの後、上司と確認して............(またまた中略)”と、ようは本人申し立てを止めて市町村長申し立てにした方がよいと電話で言い出したのである。

詳しく書くととても長くなるので省略するが、当地の裁判所の裁判官は“後見類型”の申し立てを本人がすると云うことを認めていないらしい。実は昨夏裁判所に相談に行った際にも“本人申し立ては難しい”と云われたので、市長申し立ての相談に市役所云ったのだが、担当窓口の社会課の職員は“受任してくれる人がいない”“親族を捜すのに相当の時間がかかる”“後見費用を予算化していない”などとお定まりの理由でやんわりと断られていたのである。

“後見の申し立ては本人では出来ないとはどこにも明記されていないじゃないですか”と訴え、他都市の裁判所では実際に本人申し立てを受理しているといった例を挙げてやっとここまできたのだが、この1年近くの時間は何だったのだろうか。ようは裁判所同士の横の繋がりはなく、裁判官も独立しているので判断基準にばらつきがあるとのことらしい。

明日、また戦略を練り直そう。今日は疲れた。

テーマ : 社会福祉士
ジャンル : 福祉・ボランティア

落ち着かない

色々なことがあった20年度もあと1週間となり、さすがに当事者の方々も落ち着きがない。

昨年就労支援や地域生活に移行した方々は特に自分たちを直接支援してくれるスタッフの移動に関心が集まっている。この1週間に2度“意見書”と書いた封書を持ってきたAさんは“お願いですからS職員を地域支援のスタッフから外さないでください”と訴えている。常に寡黙で自分の意見を飲み込んでしまう彼が、無言で私の机に手紙を置いていくにはそれ相当の理由があるのだと思う。

明日、彼に会ってしっかりと話を聴こうと思う。

数日後のSさん

“他の人にもトレーニングホームを体験させてあげたい”と語ってくれたSさん。

実は一昨日、出勤直後にトレーニングホームの支援に入っていた女性スタッフからSさんの様子がおかしいとヘルプコールが入った。早速トレーニングホームへ行くと“昨日の夕方から部屋に籠もって出てこない。食事も2食摂っていない”とのことだった。
部屋のドアをノックするが返事はなく、ずっとベットに横になっているので“どうしたの?大丈夫かい”と声をかけると一瞬ニッコリと笑顔を見せたが次の瞬間大粒の涙を流し“なぜ職員は辞めていくの?”と泣き崩れてしまった。彼女の不穏の原因はどうやら慣れ親しんだ女性スタッフの“退職”ということが切っ掛けになり、これまでコントロールしていた心を抑えきれなくなったらしい。

心配そうに同居しているメンバーが部屋を覗いていたため“大丈夫だから”と仕事に行くように促し、私1人彼女に付き合うことにした。元々精神疾患を持っている彼女は他者とのコミュニケーションでの課題も多いため、信頼関係が出来上がった人意外の関わりを極度に嫌うところがあり、時に大きなパニックを起こしてしまうことがる。一通り彼女の訴えを聴いたあと“今日は仕事に行かなくてもいいから一緒に居よう”と伝えるとかなり安心した様子であった。

取りあえず遅めの朝食を摂って貰ったあと、2時間ほど彼女の話を聴いて分かったのは、
●本当はこのまま施設に戻らずに生活したいということ。
●実はこの3ヶ月、本当は我慢していたことが2つあったと云うこと。

“本当はこのままトレーニングホームで暮らしたい”というのは彼女に限らずごく自然な欲求で、それに関してはなんとか継続できるように方法を考えていることを伝えるととても嬉しそうであった。しかし“誰が担当してくれるの?”と自分が安心して話せるスタッフが欲しいということであった。

更に我慢していたこととは、“夕食の後でお風呂にゆっくりと入りたい”ことと“ご飯作りを自分もしたい”ということであった。確かにトレーニングホームも6人の共同生活のため、彼女の思い通りに行かないところが多かったのだと思う。さらにそれを素直に伝えられないのが彼女なのだが、スタッフはそれに気がつかないままだったのだ。

小学生の頃から30年近く施設という集団の中で暮らし、個性や自分らしさ(時には感情そのもの)を抑えることを求められ続けてきた彼女の時間をどうやって取り戻していくか。日常という普段着の生活が送れる環境を用意することに合わせて、彼女の失ってきた“心”のケアをゆっくりとしていかなければならないと思う。

Sさんのこころ

昨年の暮れからトレーニングホームでの生活を始めたSさん。

当初、彼女の地域生活体験には殆どのスタッフが反対意見であった。理由は“彼女はストレスが高じるとフッといなくなってしまうじゃないですか。一昨年のような重大事故を招くだけじゃないですか”ということであった。確かに彼女は以前、スタッフのちょっとした言葉掛けが原因でまる一昼夜冬の寒さの中で所在不明になったのである。気温は氷点下で防寒着すら着けずに出て行った。職員に警察、警察犬まで含めて広域に捜索したが24時間以上経っても発見できず、正直私も最悪の事態を考えた。職員の疲労度もピークに達し半ば諦めかけていた時、最終確認に出ていた警官が発見してくれた。顔と手は軽度の凍傷になり、低体温症で意識朦朧とした状態であった。私がその彼女を地域移行のメンバーにしたことにほぼ全員が“NO”と云ったのである。(※ここから先は話が長くなるので省略しましが)

そんな彼女もトレーニングホームでの生活は自分が予想していた以上に快適で“園を離れてみてよかった。ここにずっといたい”と話していた。数日前、そのSさんに4月からの生活をどうするかを伺ってみた。すると、全く予想もしなかった言葉が返ってきた。
“ここに来てやっと安心して自分の生活が嬉しく感じる。はじめは不安もあったけどやって良かった”と。驚いたのはその後で“本当はこのままトレーニングホームで生活したいけど、この生活を他の人にもさせてあげたい。私だけが嬉しくてもダメだから”というのである。正直云ってこの時こそ“トレーニングホームも案外良い結果を見せてくれるな”と嬉しく思ったと同時に、Sさんの心の広さと暖かさに心底感動した。恥ずかしいが彼女のはにかんだ笑顔とその話で涙をこらえることが出来なかった。

昨年既に登場しているkさんやSさんがどれだけのメンバーに活きる意欲を呼び起こさせたことか。この気持ちに応えるために、彼女達の地域移行を成し遂げたいと思う。早速今日市内の不動産業者に借家物件を見せて貰った。早ければ10月には地域生活に移行できるようにしようと思う。

Sさん、本当に有り難う。
これからも一緒にいさせてください。
ヨロシクお願いします。
プロフィール

どんぐり隊長

Author:どんぐり隊長
知的障がいの方の入所施設に勤めてはや20数年。入所型施設の意義は?あるべき姿は?施設に求められているものはなにか?職員(支援者)の存在価値や倫理は?を常に自問自答しつつ、日々の仕事で感じたことを平易に書き連ねてみたいと思っています。

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